子持ち家庭の防災、何から始める?優先順位は。

優先順位5ステップ シチュエーション別

防災を始めようとしたけど
👉情報が多い
👉選択肢が多い
結局、何も決まらない

このノートは子育て家庭が防災を始めるときの優先順位の整理用として残す
「家族で何を決めておくか」を5つのステップに分けると良さそう


5つのステップ

国(内閣府)が発信してた防災情報からまとめてみる

  • STEP 1:家族で防災会議を開く
  • STEP 2:自宅を安全な環境にする
  • STEP 3:非常持ち出し品と備蓄を揃える
  • STEP 4:訓練と経済的な備え
  • STEP 5:緊急時の行動をシミュレーションする

STEP 1:家族で「防災会議」を開く

離れているときに被災することを前提に、まず「連絡方法」と「集合場所」を家族で決める

安否確認の方法

災害時は電話がつながりにくくなる
(東日本大震災のときもケータイがホントに使い物にならなかった)

代替手段を事前に把握しておく

  • 災害用伝言ダイヤル(171):音声メッセージを残す・確認する
  • web171:インターネット経由での安否登録・確認
  • 三角連絡法:遠方の親戚を中継点にして連絡をとる方法

災害用伝言ダイヤルは体験利用できる期間(毎月1日・お正月など)に一度試しておくことにする

避難場所の確認

自宅・保育園・学校・通勤通学路のそれぞれを防災マップで確認する
実際に家族で街を歩き、防災備蓄倉庫や消火栓の場所も把握しておくとより確実

子どもが覚えられる言葉で「ここに集まる」と決めておくことが重要


STEP 2:自宅を「安全な環境」にする

地震でのケガの原因の3〜5割は屋内で起こったというデータがあるらしい
👉家具転倒・落下物によるもの(内閣府防災白書)

揺れが来てからでは遅いので事前の環境づくりを用意する

耐震チェック

昭和56年(1981年)以降の建築物は「新耐震基準」に対応している
それ以前の建物は耐震診断・改修の検討が必要

自治体によって助成制度あり
費用がネックなら補助金の確認から始める

家具の固定と配置

寝室と子ども部屋は特に重要
長時間過ごす部屋にはできるだけ家具を置かない

置く場合の固定方法:

  • L字金具で壁に固定
  • ポール式器具(天井と家具の間に設置)
  • 出入り口をふさがない向きに配置

ガラスの飛散防止

  • 食器棚にストッパーを取り付ける(チャイルドロックを転用する)
  • 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
  • 子ども部屋の窓は優先的に対応

STEP 3:非常持ち出し品と備蓄を揃える

「持って逃げるもの」と「自宅で使うもの」を分けて準備する

非常持ち出し袋(リュック)

「すぐに必要になるもの」「なければ困るもの」を基準に選ぶ
常備薬・ライト・最低限の食料・靴がベース

子連れは重さが命取りになりやすい
子ども(10〜15kg)を抱えながら背負う想定でリュックは5kg以下が目安

市販の防災セットは大人向けが中心
子どもの年齢によって「足し算が必要なもの」が変わる

0〜1歳
粉ミルク・哺乳瓶・おむつ
ここが抜けると話にならない!

2〜4歳
子ども用食料・ウェットティッシュ・着替え

5歳〜
子どもが自分で持てるサブリュック
荷物の分散が現実的な選択肢

備蓄品(ローリングストック)

水・食料・トイレットペーパーは早めにストックを買いに行く
日常生活で使いながら買い足す「ローリングストック」方式が継続しやすい

水は1人あたり1日3リットルが基本(飲料用2L+生活用1L)
乳幼児は体重あたりの水分必要量が大人より多い
市販の防災食は大人向けの味付けが多い
👉食物アレルギーがある場合は必ず確認しておく!
乳・卵・小麦・そば等は特に要注意

携帯用防災グッズ

外出先での被災に備えて普段のバッグに入れておく

  • 身元確認カード
  • 少量の食料・飴など
  • 携帯ラジオ(スマホのバッテリー切れの代替として)

STEP 4:訓練と経済的な備え

知識があっても、体が動かなければ意味がない
頭で知っていることと、実際に動けることは別物

防災訓練への参加

防災館・地域の訓練で実際に体験できるもの:

  • 起震車体験(地震の揺れを体感)
  • 消火訓練
  • 応急手当(AED・止血など)

年1回の参加でも、体が覚える感覚は変わる。心臓マッサージは意外と難しい…

経済的リスクへの備え

住宅の再建・生活再建のための経済的な備えも必要
地震保険・共済への加入を家族で検討する

火災保険だけでは地震による損害はカバーされない
加入状況確認


STEP 5:緊急時の行動をシミュレーションする

「緊急地震速報が鳴ったとき、自分は今どこにいるか」を想定しておく
速報から揺れ到達まで数秒〜数十秒しかない

場所とるべき行動
台所火を止める・コンロから離れる・頭を守る
リビング丈夫な机の下に隠れる・頭を守る
寝室(夜間)布団をかぶる・落下物から頭を守る

場所ごとの行動を「事前に決めておく」


見直しのサイクル

防災グッズには期限がある

項目タイミング
備蓄食料・水年1回(賞味期限確認)
電池・バッテリー年1回
子ども用品のサイズ成長に合わせて随時
避難場所・連絡先年1回
地震保険・共済の内容年1回

9月1日(防災の日)に家族で点検する習慣が続けやすいかも


よくある詰まりポイント

調べすぎてよくわからなくなる
手元に実物があって初めて、何が足りないかがわかることも多い
まず1つ買ってみて考える

子どもが小さいうちはまだ、と思いがち
乳幼児は自力で逃げられない
今の方がリスクが高い時期ともいえる

高いものを揃えないといけないと思いがち
水の買い置きからでも始められる
0より1


まとめ

  • とりあえず水を買いに行く!
  • 完璧にやる必要はない
  • 今日できる備えを1つ

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